秋吉台の野鳥たち(四季のさえずり)

 

秋吉台は総面積は総面積13000haのカルスト台地である。このうち3412haが鳥獣保護区に、大正洞周辺60haが同特別保護区に指定されている。毎年早春に行われる、山焼きによって維持される秋吉台国定公園の草原は3分の2がネザサ、ススキ、ハギなどで、残り3分の1はアカメガシワ、カシ、ナラなどの雑木林や、マツ、スギ、ヒノキの植林地になっています。                       山焼きが終わると、ホオジロ、ウグイス,ヒバリ,キジなどの草原の鳥たちがさえずり始め、セッカ、ホオアカ、も加わり、台上は子育て真っ盛りとなる。                            5月の中頃にはカッコウ、ホトトギスも鳴き始め、カレンの隙間を利用して繁殖するシジュウカラガラが見られることもある。周辺の山林では、キビタキ、オオルリ、サンコウチュウ、時にはヤイロチョウの声を聞くこともある。                        8月になると台上は鳥たちの声も少なくなり、時には日本海沿岸から渡来すると思われるミサゴ、アマツバメが見られる。秋の台上は南に渡るノゴマやノビタキ、ハチグマ、北から訪れるまひわ、ツグミ、アトリなどに出会うことができる。

冬の秋吉台でハイタカ、ノスリ、チュウヒなどの鷹類が見られ、周辺の雑木林ではイカル、シメ,シロハラ、ミヤマホオジロなどが見られる。秋吉台では周辺部を含めて100種類以上の野鳥が記録されているが、一番のお勧めは5月から7月の草原の鳥たちである。

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