散策時の危険性と対処方法 (秋吉台での予防・知識)

ドリーネの危険性は説明しましたが、ほかにも危険なことがあります。危険なこと、対処方法を述べたいと思います。

○スズメバチ スズメバチは木や家の中に巣を作りますが、地中に作るものがいます。夏秋に活発になります。

・予防  巣がわかれば、近寄らない。服装はできるだけ明るい色にすること(  黒系統の色はスズメバチの攻撃対象になりやすい)                                        症状 激痛、腫れ、アレルギー反応など。全国では年間数十人の死者が出ている。

処置 早急に病院で治療を受ける。

○マムシ 体調60cm程 頭部が三角形で身体は大きく丸い模様がある。踏んだりし                      ない限りまず攻撃されることはない。

・予防 見つけても近づかない。

・症状 激痛 腫れ

・処置 噛まれた蛇の特徴を確認して病院で治療を受ける。

○ヤマカガシ 体調1m程 赤色、黄色、黒色の派手な色の蛇 性格はおとなしく、手を出さない限り噛まれることは無い。毒牙は奥にあるので深く噛まなければ毒は入らない。

・予防 見つけても近づかない

・症状 歯茎からの出血、全身の皮下出血

・処置 噛まれた蛇の特徴を確認して病院で治療を受ける。

○マダニ類 体調3mm程 野生動物の血を吸っている。人間にも吸着することがあり   肥大化し、初めて気づくことが多いい。ここ最近、ダニによる感染症が問題となっている。

・予防 防虫スプレー、シャツは長袖、色は明るい色のもの(ダニ等の付着を確認できる)

・症状 吸着されると発赤、腫れ等が起こる。痒みは少ない

・処置 引っ張ってダニを除去するとダニの一部が人体内に残ることがあるので皮膚科で治療を受けること。

○クマ 秋吉台でまず出ることはないと思うが体長110cm程 植物の実や昆虫などを食べている。生きている動物を襲って食べることはないといわれている。

・予防 注意すべきは出会い頭になった時で、ラジオ、鈴などを鳴らして自分の存在を知らせることによって予防できる。至近距離で出会ったときには、荷物などを置き、注意をさらしてその隙に逃げる。

・処置 けがを負った場合には病院で治療を受ける。

けがをした時

カルスト地形にある無数の岩は尖っており、さらに足元が不安定なところが多く潜在的にけがをしやすい環境にあります。けがをした場合は通りかかった登山者がいれば助けを借りましょう。症状によっては応急措置の後、携帯電話で119番に連絡しましょう。

○外傷の場合 まず傷口を水などで清潔に出血の度合いにあわせて止血する。きれいな布で押さえ上から圧力をかける。出血量が多いい場合は傷口より心臓側の動脈を強く抑える。

○捻挫 先ず患部を水等でひやす。患部を心臓より高くし内出血を防ぐ。患部をテーピングなどで固定する。

○打撲 内出血部分を冷やし動かさないように固定する。

○熱中症  涼しいところで身体を横にし、ぬれタオルなどで手足や身体を拭いて風を送り身体を冷やす。意識があればスポーツドリンク(水)を与える。

 


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